『「食べる水」が体を変える』要約 & 美容に超効く!スムージーの作り方実践!

『「食べる水」が体を変える』の簡単な要約と理想的なスムージーの作り方について紹介します。

この本は最近読んだ美容系書籍の中でも特に効果が大きいと感じたので是非知ってほしいです!

著者はアメリカ進歩医学会理事のダナ・コーエン医師と人類学者のジーナ氏

  • モデルや女優さんは積極的に水分補給を心がけているらしい・・
  • 野菜や果物のスムージーが肌の美容や健康のために良いらしい・・

こんな話を聞いたことはないでしょうか?

本書では最新の研究結果を元に理想的な水分摂取の方法や効果が解説されていますので、要チェック☆

超簡単に本書を要約すると

  1. 野菜や果物のスムージーを飲んで水分補給を行い
  2. ストレッチや軽い動作をすることで摂取した水分を細胞へ送る

本書の一番の主張ポイントですね。

それぞれについて詳しく説明していきますね。

実際に本書に書かれていることを水分補給方法を実践していますが、肌が潤ってツルスベ感UP、肌のトーンも明るくなったと明らかに実感できるほどの効果がありました。

とても効果の高い美容・健康法だと思いますので是非試してみてくださいね。

現代人は水分不足になりがち

若々しさや美容にとって「みずみずしさ」が大事な要素ですよね。若い人ほど肌ツヤが良く見える。

人間の体は約65%は水でできています。しかし加齢とともに水分量は減っていき、赤ん坊の頃は75%だった水分量が高齢者では55%にまで減ってしまうと言われています。

加齢とともに水分量が減ってしまうのは自然の現象なのかもしれませんが、そもそも現在の生活環境は水分不足になりやすいのです。

  • 塩分が多く水分が少ない加工食品を食べる生活
  • 暖房や冷房などで空気が乾燥しやすい環境
  • 座ったまま動かない時間が多いことで細胞への水分補給が妨げられている

75%の人は脱水症であると指摘する医師もいる

アメリカ人の75%は脱水症であると指摘する医師もいるそうです。言うまでもないことですが、水分をしっかり摂取するということはとても大切なことですよね。

本書では単に水を飲むことよりも効果が高い水分補給の方法が示されています。

どんな方法でしょうか?

それは

point
「野菜や果物が含む水分をスムージーにして飲む」
ということなんです。

野菜や果物から摂取する水分補給がベストである3つの理由

なぜ野菜や果物が含む水分の摂取が推奨されるのでしょうか?

大きく3つの理由が挙げられています。

1:植物に含まれる繊維質が体内で長く水分を保持してくれる

1つ目の理由は「野菜や果物に含まれる繊維質」が水を吸収してくれるため水分が体に長くとどまり、持続的な水分補給をしてくれるということです。

ただのお水を沢山飲むと、すぐにトイレへ行きたくなるという現象が起きますよね。

野菜や果物であれば植物に含まれている繊維質のおかげでじっくりと長く水分補給に役立ってくれるというわけですね。

ただし、お水を飲んでトレイへ行く回数が増えるというのは決して悪いことではなく、膀胱や腎臓のためにも良いことだと書かれています。

2:野菜や果物には美容のために必要な栄養がたっぷり

野菜や果物には栄養素も豊富で抗酸化物質やタンパク質、アミノ酸、ミネラルやビタミンもたっぷり含まれています。 純粋な水や水分保持力に優れる繊維質や栄養素と電解質これらの果汁の効果が非常に優れているため水分補給に役立ってくれます。

さらにブランダーでスムージー化することにより栄養が細かく砕かれて体に吸収されやすくなります。

1万人の成人病や生活習慣病患者を治療したジョエルファーマン博士によれば、食品を噛むことで得られる栄養素はその食品のたった35%。しかし食品をブレンダーにかけると体に吸収される栄養素は90%まで増えるそうです。

ブレンダーで細かく砕かれた状態の食品のほうが吸収率が高くなるということですね。

またスムージーも飲む際は口の中で味わうように軽く噛むようにしながら飲むことが推奨されています。こうすることで唾液が出てより消化されやすくなるということですね。

3:野菜や果物が含む水は「EZ水」という特殊な水

人の細胞内や野菜や果物に含まれている細胞内の水はいわゆる水とは別のタイプが水であることが最新の研究でわかってきました。

水は液体や気体や固体の状態が存在することは以前から知られていますが、新しい発見によれば第4の相として液体より10%粘性が高いゲル状の水が存在するのです。

このゲル状の水は「構造水」「ゲル水」「EZ水」などと呼ばれています。

野菜や果物に含まれているゲル水を摂取することは、ただの「水」を摂取するよりも保湿力に優れ、体内の電気的機能を効率的に行ってくれます。

ゲル水を取ることで体のエネルギー量が増え、疲労が減り、注意力が高まるなどの嬉しい効果がたくさんあるんですね。

フレッシュジュースを飲むと体調が良くなるということを体験したことがある方もいるかと思いますが、このゲル水を摂取しているということと関係があるようです。

野菜や果物をスムージーにして飲むことで、ただ水を飲むよりも美容と健康に大きな効果を得ることできるのですね。

このゲル水についての詳しい解説も本書に書かれていますので、興味のある方は是非本書を手にとって読んでみてください。

取り入れた水分を効率よく細胞に送る方法とは?

水分摂取は野菜や果物のスムージーが最強の方法ということは分かりました。

本書では摂取した水分をより効率よく細胞へ送る方法も書かれています。

ポイントは 「筋膜が動くことでその部位に効率的に水が送られる」ということです。

「筋膜」が体中の組織へ水分を運んでいる

筋膜は皮膚の下ばかりでなく、臓器や筋肉、神経、血管、骨の周囲にもある海綿状組織の層です。体のあらゆる部分を包み、支える役割も果たしています。

最近の研究で「筋膜は体中の組織に水分を運ぶ」という重要な役割を果たしていることが分かってきました。

デスクワークで疲れたときに、腕や背中を伸ばすことで心地よさやリフレッシュをしますよね。これは血液の流れを良くするだけでなく、体中の細胞へ水分を運んでいるという意味もあったわけですね。

体を動かして筋膜を動かそう

筋膜を動かし水分補給に繋げるためには、いわゆる「運動」というような激しい動きをする必要はありません。曲げる、伸ばす、ひねるというような軽いストレッチをすることで十分だそうです。

  1. スムージーを飲んで効果的な水分補給をする
  2. 軽いストレッチや軽く体を動かすことで体に水分を運ぶ

これで水分補給はバッチリですね!

ちなみにスムージーは1日1杯以上飲むことがオススメされています。

人によってどれくらいの水分補給が必要かは人それぞれなので、乾きの感覚や体調と相談しながら積極的に水分補給していきましょう。

肌が潤う理想的なスムージーの作り方

本書が推奨がしているスムージーの作り方を紹介します。 これだけは外せないという食材として「チアシード」があります。 他は好みの野菜や果物を組み合わせれば良いでしょう。

スムージーに絶対加えるべき「チアシード」とは?

チアシードは最近話題のスーパーフードの1つです。メキシコなどの中南米で栽培されているシソ科サルビア属ミントの一種の「チア」という植物の種(シード)のことです。

中南米ではマヤの古代の時代から食べられており「人の生命維持にはチアシードと水があれば足りる」と言われるほどです。

食物繊維オメガ3系脂肪酸(α‐リノレン酸)を豊富に含むため健康効果も非常に高いです。

そして水に含ませると10倍に膨らみ、ゲル状のトロっとした食感になります。このゲル状化するという特徴が水分補給にうってつけなわけですね。

またチアシードを利用する場合はパウダー状のもの「チアシードパウダー」がより水分補給への効果が高いとオススメされています。すり潰すことで表面積が増えてより多くのゲル水ができるためです。もちろん自分でコーヒーミルのようなものですり潰してもOKです。

すり潰す手間が面倒な方は「チアシードパウダー」も販売されていますので利用すると良いでしょう。

ちなみに「ブラックチアシード」と「ホワイトチアシード」2種類がありますが、ホワイトチアシードのほうが若干膨張率が高く、オメガ3脂肪酸も多めに含まれています。

が、若干なのでそれほど気にする必要はないかと思います。

本書で推奨されている食材と作り方

  • アルファルファ
  • 生りんご酢
  • 無縁牧草牛バターまたはギー
  • カルダレモンまたはシナモン粉末
  • チアシード(粉末が一番吸収されやすい)
  • 無糖ココナッツミルク ・無糖ココナッツジュース
  • きゅうり
  • ショウガ
  • 生ハチミツ
  • レモン
  • ライム
  • メイプルシロップまたはステビア
  • 洋梨
  • りんご
  • ザクロ濃縮飲料
  • ラズベリー
  • 未精製の天然海塩または岩塩
  • ミネラルウォーター

全てを入れるというわけではありません。

この中から何種類か取り入れて作ってみましょう。

作り方は極めて簡単です。

推奨されている野菜や果物をカットしてブレンダーでミキサーするだけです。

もちろん自分の好きな野菜や果物を追加したりアレンジしてOKです。

ちなみに私が実際に飲んでいるスムージーの食材はこんな感じです。

  • チアシードパウダー(こさじ1杯)
  • リンゴ(1/4個)
  • キュウリ(1/4本)
  • アボカド(1/4個)
  • ほうれん草(少し)
  • ブロッコリー(少し)
  • オクラ(少し)
  • 長芋(少し)
  • ザクロジュース
  • アサイージュース
  • ミネラルウォーター
  • ココナッツミルク(こさじ2杯)

かなりテンコ盛りですね・・w

チアシードは必ず加えた方が良い食品だと思います。

リンゴやきゅうりは手に入りやすく繊維質と水分を多く含んでいるのでオススメですね。

ブレンダーカップに放り込んで・・

ガガガーっとブレンドして・・

完成です!

色がちょっと濃いですけど・・w味わいはジューシーでとっても美味しいです☆

皆さんもお好きな食材を選んでオリジナルのスムージーを作ってみると楽しいと思いますよ!

いかがでしたでしょうか?

『「食べる水」が体を変える』の要約とスムージーの紹介でした。

美容や健康への効果は非常に高いと思いますので参考になれば幸いです。